気が付けばもう年の瀬ですね。
どうも中村です。
先月までは仄暗いお話をお送りしていた中村回ですが、
今月は明るめのお話をしたいと思い、何を書こうかと悩んだのち
私のお友達の話をしようかと思いつきました。
以前にも友人の話をしたことはあったのですが、今回はまた別。
そして、先月までのお話に少し関連するお話です。
暗黒の中学時代、学校での居場所がなかった私のことを
快く受け入れてくれる場所がありました。
それは、インターネットです。
現在ほどSNSは発達しておりませんでしたが
ネット掲示板やモバゲー、GREE等にはある程度人が集まっており
中村少年はそこでたくさんの友人を作りました。
相手の顔も、声も、年齢も、場合によっては性別すらも分からない。
相手も自分の人となりを詮索してこない。
それが私にとっては本当にありがたく、居心地のいい場所だったのです。
そんな中でできたネットの友人たち。
皆本当にいい人でした。
もちろん中にはよろしくない方もいらっしゃいましたが、
そういう人たちとは自然と離れていましたね。
私より歳が上の世代の方々の中には、こういう繋がりに関して
「相手の情報が分からないのは危険だ」
「所詮インターネットの友人でしょう」
と仰る方もいらっしゃいます。
これは確かにその通りで、
誤った手続きを踏めば犯罪に巻き込まれてしまうこともありますし
“所詮”と言われてしまう程度の交友関係であることもございました。
ですが、私のネットを介してできた友人たち、
もう出会ってから15年は経つのですが
今でも交友関係が続いているんですよ(笑)
北は北海道から南は沖縄まで、文字通り全国さまざまな土地に。
だから私が遠方に旅行をする際には連絡をし、ご飯を食べて、家に泊めてもらい。
逆に彼らがこっちにくるときには連絡がきて、時間作るから会おう、となります。
仲間内のLINEグループでは結婚、出産などの報告が流れたり
そうでなくても定期的に、リアルの友人を相手にするのと同様の
たわいない会話がなされています。
「中学時代のあの経験がなかったら
この人たちとは出会っていなかったんだろう」
そう思うと、なんだかんだ帳尻は合っているのかな、と。
そのくらい大切にしたい繋がりになっています。
現在ではTwitterやInstagram等のおかげで、
私が学生だった頃よりも容易にこうした繋がりが作れるようになりましたよね。
記事の中でも述べたように、もちろん危険も孕んでいますし
使い方には十分気をつけなければいけませんが、
私のような例もあることは、知っておいて損はないんじゃないかと思います。
以上、12月の中村回でございました。
みなさま、良い年の瀬をお過ごしくださいませ。