オバケ退治

2023/08/21
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8月も下旬となりますが、
まだまだ暑い日が続いていますね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 


中村です。

 


クソアチアな夏はまだ続きそうですが、
夏期講習はそろそろ終盤となっております。
受験生の皆様、満足のいく夏休みを過ごせたでしょうか。

 


毎年8月の中村ブログでは
「夏休みにサボった人間に対する嫌味」
を綴っているのですが(好きでやっているわけじゃないです)、
これは書いている側も気分がいいものではないので
今年は別のお話をしようかと。

 

 


この時期になると、受験界隈ではある生き物が大量発生します。
その名も「過去問オバケ」
名前の通り、模試やら何やらの過去問を解くオバケです。
どこで何を吹き込まれたのかは知りませんが、
なぜか異常な熱量で過去問に執心しています。

 

 

 

オバケの皆さん、
あなたたちのそれ、意味ありますか????

 

 


明確な目的を持ってやる分には何も文句ないですよ。
まあそういった方はなかなか見られないから

この記事を書いているわけですが。

 

 


また解くからには
自己採点→隅から隅までの復習→解き直し
をすることがマストなわけですが、そこまでやれているんでしょうか。

 

 


ちなみに「隅から隅まで」というのは、例えば英語で言うと
・過去問の中で出てきた知らない単語(リスニングのスクリプト含む)は全て洗い
・読めなかった文の意味や文法は全て調べ上げ
・解けていた問題すらも、正しい根拠で選べていたか確認

ここまでやるんですよ。

 


もちろん他の教科でも同程度の質で復習をする必要があります。

 

 

 

さて、過去問はここまでやって初めて意味のあるものになるわけです。
そこのところ、みなさまいかがでしょうか???

 

 


繰り返しますが、
「過去問なんてやってんじゃねえ!!」
と言いたいわけではないです。
ただ、必要最低限の知識もついてないうちに、
やたらめったら印刷して解くだけ解いたら満足してポイ、の方が
多すぎることにそろそろ嫌気が差してきたのです。

 

 


ちなみに北辰テストや模試の問題に対しても同様ですよ。
受けて返ってきた結果見てハイ終わりじゃないんですよバカたれ。

 

 


私自身が浪人していたときは
受けた模試の問題の復習、解き直しで簡単に1日を溶かしました。
やってきた人間だからこそ分かるのです。
あれがものの数十分で終わるわけがない、と。

 

 

 

オバケの皆さんには、

ぜひ自分の過去問への向き合い方を見つめ直し

成仏していただきたく思います。

 

 

うーん…結局気分の良くない記事になってしまいました。
とりあえず私が伝えたいことは
「過去問を解き始めるのはやることやってから」
「解くなら復習・解き直しまできちんとやれ」
以上2点です。

 


みなさまの受験ライフが良いものになりますよう。それでは。