Challenge Week

2020/05/11

5月の長期連休が明けました。

 

 

例年であれば【Golden Week】となるはずだったこの期間は、【Stay Home週間】となってしまいました。

 

 

 

ですがせっかくのこの期間、自宅でできることを楽しむ期間でなければもったいない、ということで丸一塾の講師たちもいろいろなことをやっていたようです。

 

まさかあの畑中先生が、料理をしているとは思いもしませんでした(笑)

詳しくは次回の畑中先生のブログをご覧になってくださいね。

 

 

 

 

さてワタクシはと言いますと、かねてより準備を進めていた「車快適化計画」を実行していました。

 

 

みなさん知っての通り、丸一塾のために(ここ重要)、普通車の規格の中でもかなり大きな部類の車に乗っています。

 

 

時には大人数を運び、時には大荷物を運ぶ。様々なところを動き回るので、移動時間も長い。その移動時間で少しでも楽に運転できるようにするためのチューンアップをおこなっていました。

 

 

 

 

 

写真にある通り、ハンドルまわりやエンジンスタートまわりをばらし、電装部品をつないでいく作業がメインでした。

 

そりゃあもう、すごく大変でした。なぜならこんなこと、今までやったことはありません。

 

公立の小中学校から、公立の普通高校へ進学した人間が、自動車や電機関係の専門知識や専門技術など持ち合わせているわけもなく。

通常であればお金を払ってプロにやってもらう作業かもしれません。しかし、ワタクシはあえて挑戦をしてみました。

 

 

 

素人のワタクシが、まず始めに手をつけたのが準備をするところから。

 

自分の車種、もしくは近しい車種で模範となるべき先人がいるはず。そしてそこから情報収集をして自分の車にあった部品を購入。

 

接続するための作業過程の確認と、それをするための工具の準備。

 

作業に関しては、説明書・ネットの記事・YouTubeなどの動画を必死に見て模倣。

 

トラブルが起きれば原因を探り、電気回路をみて修正。

 

何とか取付を完了して試走へ。

 

 

 

 

 

 

作業自体はのんびりとやっていたので、2日程度かかりました。

とても充実した2日間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここからが本題。

 

 

 

素人のワタクシでもチューンアップをすることができました。それはなぜか?

 

 

 

答えは、「今までの学習経験があったから」です。

 

 

説明書を正しく読むこと、ネットにある記事から正しい情報を読み取ること、自分の車種にあった部品を購入すること。

これらには全てにおいて国語の能力が必要です。

 

 

説明書内、またネット記事にある電気回路を読み取ること、これは理科の知識がないと理解できません。

 

 

電気抵抗の計算値からつなげるものを考慮すること、これは数学物理の知識があってこそです。

 

 

電装品の接続やスケア(導線のこと)の加工、部品の取り付け、作業工具の使い方、これらは技術・家庭科の勉強が役にたちました。

 

 

作業終了後、部品を全て元通りに戻し、ビジュアル的に美しく仕上げる。まさに美術の力です。

 

 

 

作業終了後の試走、そもそも運転免許運転技術がないとダメです。免許を取るには勉学運動能力注意判断能力、そして精神的なコントロールが求められます。

 

 

 

Stay Homeの期間に計画的に作業をのんびりと行うことは、テスト勉強を計画的に行うことと同じです。

 

 

 

 

主要5教科以外なんて必要ない、副教科の勉強なんてやってない、授業なんかどれも聞いてない。あんなもの必要ないだろ?

テストなんてやる意味ないじゃん?

そもそも勉強なんていらなくね?

やりたくもないことなんてやらなくてよくね?

学校なんて行く必要ないんじゃね?

 

 

 

そんな声をたまに聞くことがあります。

はたして本当にそうでしょうか?

 

 

 

現代人に強く求められていること、それは合理化することです。

 

とにかく無駄をなくせ、という考え方。

 

たしかにお茶くみ係を議会で採用してその人に給与を払う、なんてことはとっても無駄ですよね。茶飲みたきゃ自分で用意しろよ、と。これ、つい最近までどこぞの地方議会で本当にあった話です。

 

 

 

ですが、教育という場においては、合理化のみで話を進めてはいけないものもあるだろう、と個人的に思っています。

 

 

無駄から、楽しみは生まれるものです。

 

 

昔は無駄かもしれなかった知識が、今の自分を助けることだってあります。

 

実際、ワタクシがおこなった作業は諸々含めるとだいたい3万前後の作業工賃がかかります。結果的に時間が2日間かかりましたが、工賃3万円分はお得でした。

時間の合理化をとるのか、費用の合理化をとるのか。どちらにせよ、バランスをとって選択していくことなのでしょう。

 

 

 

学校という場所が停止してしまい、模倣をする機会もなくなってしまっています。

 

 

小学生、とくに低学年になればなるほど真似をして人は成長していきます。

 

 

映像授業で補うことができない部分はまさにその部分で、大人がここだけ見せていればわかるだろうという合理化された情報だけでは理解や模倣をすることができないのです。子どもは視野から得られる、一見無駄と思える部分から様々な情報を読み取っているのです。

 

 

 

 

 

なくなって初めてわかること、無駄だと思っていたものから価値がうまれてくること。

 

無駄が人生を豊かにする、そのような側面ももっているのでしょう。

 

 

 

 

だからバランスをもって選択していくこと、それがいかに大事なのか、ということですね。

 

 

 

 

ちなみに取り付けた電装品は、一部が不良品でした。

 

メーカーさんとの電話のやり取りや販売店との返品対応の手続き、これはコミュニケーション能力言語説明能力が必要でした。

 

 

喧嘩せずに会話するのは、共同体での経験がモノを言います。

自分の立場のみを考え、一方的な意見の押し付けは何ら解決にはなりません。

学校という人間が多くいる場では、勉強だけではなく、様々なものを学ぶ場でもあるのです。

 

 

今あるこの期間を有意義なものにするか、無駄にするか。

それは自分たちの行動次第です。

 

 

人生は、常に楽しみをみつけながらやっていきましょう。

 

 

以上、今回のブログでした。