トウヤッ!!!

2021/07/25
ロゴ

7月も3周目に入り、やっと夏本番という感じの天気が増えてきましたね。

今週のブログはこの暑さで溶けかけの中村が担当いたします。

 

 

 

 

 

生徒の皆様は夏休みが始まりましたね。

いくら学校がないからといってだらけきった夏休みを過ごすと

新学期が始まったときに生活リズムを直すのに苦労しますから

程々に気を抜くようにしましょうね(笑)

 

 

 

 

もちろん受験を控えた中3・高3たちにはそんな暇ありません!!

長期休みだからこそ、気合いを入れて学習に取り組みましょう!!!

 

 

 

 

 

さて今回のブログ、時期的には「夏期講習スタート!!」

みたいな記事を書くのにぴったりのタイミングなのですが、

「期末テスト、どうでしたか??」の時期でもあるので

今回は後者に焦点を当ててお話をさせていただきますね。

 

 

 

 

というわけで、改めて。

期末テストの結果はいかがだったでしょうか?

納得のいく点数が取れた人もいれば、そうでなかった人もいるでしょう。

後者の方々、自身の勉強の仕方を見つめ直すいい機会ですから、

よ〜〜〜く考えてくださいね。

 

 

 

 

でも期末テストって、教科数が多いから正直しんどいですよね。

そのお気持ちは分かりますよ、大いに。

なんで主要5教科に加えて副教科までテストをするんだ、と。

9教科もやってられねえよ、と。

文句を言い出したらキリがありませんね。

かくいう私も、中学生の時には同じようなことを思っていた覚えがあります。

 

 

 

 

 

ではここで皆様に質問です。

なぜ私たちは中学で9教科の勉強をするのでしょうか。

そこには、きちんとした理由が存在するんです。

 

 

 

 

そもそも学校の授業は、各教科やその単元ごとで

『実質陶冶(じっしつとうや)』『形式陶冶(けいしきとうや)』という

2つの異なる狙いを持って行われています。

 

 

 

 

ちなみに陶冶とは、元々は【陶器や鋳物を作り上げること】という意味の言葉で、

転じて【人間の素質や能力を理想的な姿まで形成すること】を表します。

 

 

 

 

それを踏まえて、上に挙げた2つのことばの意味ですが

実質陶冶:知識・技能を習得させることを目的とした教育

形式陶冶:知識・技能を習得する能力そのものを育もうとする教育

という感じ。

 

 

 

 

まだ分かりづらいので例を挙げて説明しましょう。

算数・数学で例えるなら

実質陶冶は「具体的な足し算の仕方を教えること」

形式陶冶は「なぜ足し算を知っておく必要があるのか考えさせること」

といったところでしょうか。

 

 

 

 

そしてなぜ、このような2つの狙いがあるのか。

それは、漠然と教科書に書いてあることを覚えるのではなくて

その内容が日常生活とどのように関わってくるのかを

常に考えて勉強をしてほしい、という教育者たちの願いがあるからです。

 

 

 

 

つまり、皆さんがよく言う「こんなの将来使わないじゃん」は

単に想像力が足りないだけ。もしくはこちら側(教える側)の力不足です。

どんな学習にもいわゆる裏設定のようなものがあり、

以降の生活の何かしらの場面で使うことを想定しています。

なんの役にも立たない知識なんてものは存在しないのです。

 

 

 

 

話が逸れてきたので、本筋に戻しましょう。

なぜ9教科の勉強をするのか、でした。

 

 

 

 

まずは塾生の皆さんの中にも少なからずいるであろう

「好きなことだけ勉強したいなあ」派の方に考えを改めていただくために、

国単位でそれを実践し、残念ながら失敗に終わってしまった事例をお伝えします。

 

 

 

 

1960年ごろ、世界中の誰しもが知っている“あの国”が

前述の通り「好きなことだけ勉強していいよシステム」を

学校教育に採用しました。

 

 

 

その結果はというと、先にもお話した通り失策と言わざる得ないものでした。

まず生徒たちの人気は音楽や体育、美術などの教科に集中。

また、国語や数学などの面倒な主要教科はあまり採択されず、

それを勉強しないまま卒業する生徒が続出…

 

 

 

結果として、大学生の1/5程度が

しっかりとした読み書き計算がおぼつかないといったような

状況になったと言われています。

 

 

 

 

…地獄ですね()

この事例を見ると、全員が全員好きなことだけを勉強していたら

国が崩壊する、ということをご理解頂けると思います。ちなみにアメリカですよ、これ。

 

 

 

 

こうならないために一度、各教科の2種類の陶冶を考えてみましょう。

どの教科や単元にも存在している「狙い」や「裏設定」を想像してみましょう。

皆さんが思い浮かべた想定がどれだけ非日常なものだとしても

いつどこでどんな人と遭遇し、何が起きるかわからないのが人生ですから、

 

 

「まあ確かにこういう場面が訪れたら使うよね(笑)」

 

 

を網羅するための9教科なのです。

9教科で設定されていることにはきちんと意味があるのです。

 

 

 

 

 

小難しい話を長々としましたが、私が言いたいことを

めちゃくちゃ大雑把に一言でまとめると

 

 

 

 

「テストの時、主要5教科だけじゃなく副教科もちゃんと勉強するんだよ!!!」

 

 

 

 

です(笑)

 

 

 

 

 

でもこれは、何も成績のためだけに言っているのではありません。

勉強は「学校の成績を上げる」ためだけにやるものではなく

「人生を豊かにする」ためにやるものです。

それを心に留めて、二学期以降の勉学に励んで頂けたらと思います。

 

 

 

 

 

それではまた来月!!