心地よさの引き換え

2021/10/04
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10月最初のブログに登場、田中でございます。

 

 

突然ですが、皆さんは四季の中でどの季節が一番好きでしょうか?

 

 

 

 

これでもかと花粉がぶっ飛んでいる春、溶けるような地獄の暑さの夏、ばんばん台風がやってくる秋、凍えるほど冷える冬。

 

 

 

 

いったいどの季節がお好みですか???

 

 

 

 

ずいぶんとネガティブな見方でせめてみましたが、日本に生まれ育った私と同じような多くの人間にとって、四季折々さまざまなことが気候によって起こされるのが当たり前と考え、その気候に順応して生きるようにされています。

 

 

 

時としてそんな日本の気候環境から逃れるように??海外への留学や移住を決断する人々もいらっしゃいます。

 

明確な現地への目的がある場合を除いて、例えば英語圏で留学したい、といった複数候補地をあげることができる場合、その判断基準は過ごしやすさ=気候環境によるところが大きいです。

 

 

あまりにも暑いところ、あまりにも寒いところ、治安が悪いところ(これも気候の影響は十分にあります)などなど、様々な点で候補地を絞っていくと、最終的に残るのが比較的暖かいところか比較的涼しいところがメインターゲットとなりますね。

 

 

これをアメリカに当てはめた場合、よく聞かれる候補地がカリフォルニアのロサンゼルスとサンフランシスコでしょうか。

 

 

ロサンゼルスは一年を通して温暖で概ね晴れている地域、一方のサンフランシスコは一年を通して涼しい地域です。どちらも日本と比べると湿度が低いのでその点でも過ごしやすいと感じるのでしょう。

 

 

 

アメリカ西海岸は、中学地理で学習した地中海性気候が当てはまる地域ですね。名前に騙されてしまう人が多いですが、地中海沿岸地域と似たような気候になることから、アメリカでも地中海性気候、ということです。

(ヨーロッパの単元の際に習う西岸海洋性気候カナダやアラスカの一部は該当しますので、これも見落とさないように。)

 

 

 

 

しかしこの両地域、日本人が長期滞在すると一部の人は精神的にまいってしまうようです。

というのも生まれ育った四季のある気候生活と違い、年間を通じて変化が少ないことが逆によくないようでして。

 

 

ロサンゼルスだと乾燥して過ごしやすい反面、日本のような緑の木々はあまり見られません。1年を通して山は茶色っぽく、しばしば山火事があります。

サンフランシスコだと霧が多く、日照量が不足気味になることも。

 

 

 

両地域ともに慣れれば問題ないのでしょうが、今まで受け取ってきた自然からの大いなる刺激が減り、過ごしやすさと引き換えに得た変化の少ない気候というものが「日本人に合わない」とは皮肉なことですね。

 

 

 

これは日々の生活においても同様のことがいえます。

コロナ禍において極端に制限された生活を強いられた結果、今まで受け取ってきた多種多様な刺激が減り、様々な部分ですでに影響が出ています。これは今後の検証が進むにつれて、さらに大きな影響がでることでしょう。

 

 

 

緊急事態宣言があけ、人々が開放的になりすぎることは問題ですが、刺激が少なすぎるのも問題あり。

 

 

 

人間が生きるバランスというものはとても難しいものだなあと思う、今日この頃でした。