頭を使わない勉強法

2023/07/24
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どうも、東出です。

 

夏、始まりましたね。

 

レイクタウン校も夏期講習まっさかりで、毎日生徒たちが勉強に励んでいます。

 

この時期の頑張りが合否に直結することは間違いありませんから、ぜひヒーヒーいいながら踏ん張ってもらいたいところです。

 

そうは言ってもなかなか集中して勉強し続けるのは難しいのも事実。

 

もし机に向かって座るのがニガテな人は、勉強を

 

・頭を使う勉強

・頭を使わない勉強

 

の2種類に分けて取り組むことをお勧めします。

 

どう分けるか?ですがイメージとしてはこんな感じです。

 

・頭を使う勉強→問題演習・過去問演習・英作文・小論文などのアウトプット系

・頭を使わない勉強→英単語・リスニング・理科社会の暗記系などインプット系

 

端的に言ってしまえば、アウトプットは脳のエネルギーをものすごく使います。例えば問題演習は

 

アウトプット系「問題を読む→内容理解→脳内の知識を検索→知識を思い出す→答えを脳内でまとめ言語化→書く」

 

といった感じで1問解くだけでもたくさんの段階を踏まなければなりません。脳のいろいろな領域に負荷がかかりますから、こんなことを机に座ってずっとやっていたらそりゃあ疲れてしまいます。

 

一方でインプット系の勉強は、アウトプットと比べて格段にやることが少ないです。英単語の暗記で言えば

 

インプット系「単語を見る(聴く)→覚える」

 

これだけ。少ない行程を繰り返すだけなので、頭はそこまで疲れません。

 

さらに良いところはインプット系の勉強は机に座らなくてもできます。

 

英単語のような暗記系は集中することよりも量をこなすことの方が大切なので、風呂に入りながら単語帳を読んだり、通学中にイヤホンで単語を流しながらただただ聞いたりするだけでも効果があります。机に座らない「ながら勉強」でも数をこなせばいずれ頭に定着するのですね。

 

かくいう私もあまり集中して勉強ができないタチの人間でして、大学受験時代の夏ですら1日2〜3時間程度しか机に向かって勉強ができていませんでした。そのかわり移動時間は常にリスニングの音源をイヤホンから流しっぱなしにし、疲れたら布団でゴロゴロしながら理系の参考書を読む、といった感じで「アウトプットに疲れたらインプットする」というサイクルで勉強をしていました。

 

その結果として国公立大学に無事合格できたので、この方法はそれなりに使えるものだと自負しております。

 

夏休みは1年間で一番勉強できる時期ですが、意外と使える時間は限られています。

 

毎日の食事と風呂と睡眠、さらに部活や友達と遊ぶ時間など勉強以外に時間をとられるイベントがたくさんありますから、油断してると気付いたら何もできずに終わった!なんてことにもなってしまうかもしれません。

 

ぜひ勉強に一工夫を加えてみてください。やり方次第でいくらでも効率は上げられますよ。