「今日を生きる言葉」にて瀬戸内寂聴さんもおっしゃっていた、「想像力」は皆さんありますでしょうか?
今日を生きるだけで必死、どうも田中です。
先日、しくじって財布の中に現金が170円しかありませんでした。そういう時に限って現金が必要になったりするので、電子マネーが完全浸透していない日本ならではだなあと思った次第です。
ちなみにpaypayは1度乗り遅れたので、絶対に使わないと心に決めている次第でございます。
さて表題の件ですが、想像力は大人になっても使われるものです。
特に仕事をする上で想像力は欠かせません。生活を便利にする新しいアイディア、より健康を感じられる食べ物(健康に「なる」ではないところがミソ)、勉強が捗る道具(そんなものがあるなら頼りたい)などなど、これらは人々の生活環境を想像するところからスタートします。
またアイディアという発想的なものだけでなく、お互いにコミュニケーションをとって仕事を効率よく分担すること、相手の仕事を手伝ったり助けたりすることにも想像力は必要です。
さらに人間関係を円滑に進めるためにも不可欠となります。
相手にとってこれをやったら喜ばれるだろう、逆にこれをやったら嫌がられるだろう、そういった想像力がはたらかないと、相手との距離感をうまくはかれないモンスターになってしまいます。
言うまでもなく、スポーツでもこの力は必須です。
対人競技のディフェンスなんて、究極に相手の嫌がることをして褒められるものですからね。
複数の想定できるものの中から1つを選び取って人間は行動を起こすわけですが、この想像力という選択肢が少ない人も中にはいます。
今までの人生経験が極端に少なかったり、偏っていたりすると選択肢の数が減った未来が待っています。
一部の天才を除いて、人間は経験から選択肢を創り出します。
多くのことを経験していると想像できる世界が広がるので、結果として数多くの選択肢という便利な道具をもつことができます。
逆に狭い世界でしか生きず、相手をおもわない自分勝手な行動ばかりしていると、極端に道具が少ない中でジャングルを進むルートが待っています。
自分のちょっとした仕事をさぼるという小さな塵の積み重ねを築いた結果、予期せぬタイミングで大きなしっぺ返しをくらいます。そんなことは誰でも想像ができるはずなのにサボる方々がいるんですよねぇ。そういうのは、たいてい休みの日に自分が怠けていた仕事が上司にばれて後日とんでもなく怒られたりします。
急に何の話だって思うかもしれませんが、勉強も同じです。
想像力をはたらかせて日々の勉強に取り組んでください。今やらないとどうなるか、過去にどうなったのか。
この夏、丸一塾の中学3年生の半分ぐらいは、なかなかにしんどい夏を過ごしたはずです。
あの時にもっとちゃんと勉強していたら…合宿で花火も見れない、3日目の自由もない、いまだに課題もおわってない、テストに合格できていない、毎日居残りで強制的に勉強するようなくそな日々は回避できたはずです。
想像できていないから失敗をしたのでは???
人間は小さな失敗を経験して、取り返しのつかない大きな失敗を回避するように生きています。先週の東出先生のブログにも同様のことが書いてありましたね。
人生の節目では、取り返しのつかない失敗が確かに存在します。
時間は同じ方向に進むのみ、巻き戻すことはできません。
半年後に同じ失敗をしないように今を精一杯生きましょ。
170円の財布を握りしめてる男より、愛をこめたブログでした。