理由はそれぞれ

2023/11/20
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あっという間に冬ですね。どうも中村です。

 

 


数年前までは
「ヒートテックは12月から!!
じゃないと真冬を越せなくなっちゃう!!!」

と多少の寒さには耐えて過ごしていた私ですが、
バイクに乗り始めてから生命の危機を感じ始めたので
痩せ我慢をやめました。

 

 


それまではこの時期でも半袖で活動していたこともありましたから
そう考えるとかなり大きな変化ですね(笑)

 

 


さて、季節は冬に近づいていますが、実際はまだ11月半ば。
街の木々は綺麗に色づいて、本来なら秋真っ只中の時期です。
ふた月ほど前にも「秋といえば〜〜」の話をした覚えはありますが
知ったこっちゃありません。今回も秋、特に読書について。
もっと言えば中村の思い出話です。

 

 

 

 

 

まず初めに、皆様の中村に対する印象を覆すことを申し上げますね。

 

 

 

数年前には「1年間で自分の年齢以上の冊数(28冊)の本を読む」を達成し、
日頃からも様々な本を読み漁って
“インプットの奴隷”でお馴染み(?)ワタクシ中村ですが、
実は、本を読むのはあまり好きじゃないです♪

 

 

 


知識をつけること、勉強をすることは好きですが
本を読むのは好きじゃないんですよ。
面倒だし。疲れるし。長いし。

知りたいことがYoutubeなどで動画化されているのであれば

間違いなくそっちに流れますね。

でも、そうじゃないから仕方なく本を読んでいる、そんな感じです。

 

 

 


そんな私ですが、小さい頃からそれなりに本は読んでいました。
でもそれは100%で本が好きだったからというわけではなく、全く別の理由からでした。

 

 

 

 

 


私の祖父は無類の本好きでした。
祖父の家にはいくつもの本棚があって、
分厚くて小難しそうな本がたくさん並んでいました。

(伝記や時代小説が多かった気がします。)

 

 


私は初孫だったこともあってか
祖父にはめちゃくちゃに愛されていた自覚があるのですが、

よくある『顔を合わせるたびにお小遣いをくれるお爺ちゃん』というわけではなく
お祝い事以外でお小遣いをくれることは滅多にありませんでした。
 

 

 


あれは小学校4〜5年生くらいのときでしょうか。
少年中村はその頃なぜか歴史上の人物にすごく興味があり、
ある日、母に本(伝記)を買ってくれとねだりました。
すると母はニヤニヤしながら
「お爺ちゃんに頼んでみなよ」
と言ってきました。

 

 

 

普段はお小遣いなどもらったことがなかったため
「なんでよりにもよってお爺ちゃん…」と思いましたが、
祖父の家を訪れた際、欲しい本があることをダメ元で伝えてみました。

 

 

 

すると、祖父は誰が見ても分かるくらい上機嫌になり
「そうかそうか、どんな本だ?」
とウルトラ笑顔で聞いてきて、ひとしきり話した後に
嬉しそうにお金を渡してくれたんですよ。

 

 


母親は無言で「ね、言ったでしょ?」という顔をしていました。
(分かってたなら先に言ってくれよ。)

 

 


でもそうやって喜んでもらえたことが嬉しくて、

またそのときの祖父とのやりとりが楽しくて、
その出来事があって以来、買ってもらった本を読み終わると祖父のもとに向かい、
毎回同じようにやりとりをするのが当たり前になりました。
ちなみに漫画はNGでした(笑)
まあなんとなく察しはついていたので試しに言ってみただけでしたけど。

 

 

 

 

 

はい。
先日祖父の命日があり、ふと思い出したエピソードでした。
祖父の影響なのか打算だったのかは分かりませんが、
そのときに買ってもらった本、ほとんどが伝記だった覚えがあります(笑)

 

 

また、祖父は庭いじりもすごく好きだったのですが、
私が庭園に行くのが好きなのも
もしかしたらこれも影響を受けているのかもしれませんね。

 

 

 


特にまとめることもないので、今月はこれにて。
師走まで後わずか、皆様体調を崩されないようご自愛くださいね。