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2024/01/01
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あけましておめでとうございます。田中です。

 

新年となりましたが絶賛冬期講習中、受験生に休みはありません。「正月だから」とかいうしょうもない理由で努力することを怠らないようにしてくださいね。

 

 

1月中旬からは大学受験組は共通テストや一般入試、高校受験組や中学受験組は私立入試が控えています。気持ちを引き締めて日々を過ごすようにしてください。

 

 

さて、今回は主に中学生にむけて話をしようと思います。

日本という国は、皆さんご存じの通り、少子高齢化に向けて突っ走っている国です。

教育の現場においてもその影響は大きく出ており、入試のシステムも例外ではありません。

学校経営(特に私立において)という観点からみれば、子どもの減少=収入の減少となるので、かつては明言していなかった「入学確約」なるものを、平気で口にするようになりました。

埼玉県の私立高校は特にこの傾向が強くあり、早い段階での生徒の確保に躍起になっているのかな、と思います。

これで海外のようについていけない生徒を留年や退学にするのであればまだ理解ができるのですが、そういった高校は人気がなくなってしまうのでなあなあの状態を続けています。

 

 

これで「入試」って言うんだから、ちゃんちゃらおかしな話ですよね。

 

 

入学が確約された状態での形だけの入試となれば、当然ながら受験する子どものモチベーションも低くなります。だって合格するのがわかってるのに勉強する必要あるのってなっちゃいますから。

 

 

数年前までは「確約」なるものをやっていなかった偏差値上位私立校(自称?)も、近いことはやっていますからね。

 

 

システムとしてそういうものがあるのなら、保護者にしろ我々のような塾にしろ利用しないわけにはいきませんから、必然そこに向けたもの=北辰の点数だけ取れればいい、というくだらないものになりがちです。

 

 

もう1度言いたいんですが、「入試」とは????

 

 

 

 

大人が作ったしょうもないシステムによって子どもは悪影響を受けます。

約束された将来(といっても一生ではない)にあぐらをかいて、この期間にさぼりにさぼって受験を迎え、何となく高校に入学した先に何が待っているか。

 

 

 

かつて11月までに北辰の偏差値70以上を2.3回出して、一応公立入試までは勉強をして、3月からは一切勉強をしなかった人間がいました。

公立入試の合格発表日の後には友達の家で酒盛りをして、春休みには神社の境内にのぼって花火を撃ち合って警察のお世話になり、高校から与えられた課題は全て答えを写して提出しました。

待っていたのは、3年間全く勉強についていけず、大学受験もまともな取り組みができず、その後の人生も6年ほど彷徨ったそうですよ。

 

 

 

私立や公立に関係なく、勉強を中心とした生活をする経験。

落ちるかもしれないという緊張感の中での経験。

努力によってつかみ取った合格という経験と、自分の怠慢によって与えられた不合格という経験。

身につけた勉強習慣をその後も維持するという経験。

 

 

 

入試という人生の節目を有効活用する人と、そうでない人。

 

残念ながら緊張感のない中3生は毎年いらっしゃいます。確約がきまっている私立入試が終わってとんでもなく腑抜けになる人も、そもそも入試に必要ないから理社の勉強を全くしていない人も。

 

 

逆にいえば、この時期にちゃんと努力をしている人、その努力を入試後にも活かせるであろう人、失敗しても反省を活かせる人は、様々な部分でちゃんと結果として人生にあらわれます。これは今まで10年以上を仕事として続けてきて、元塾生とは中学や高校の後もつながりをもって接してきているからこそ断言できます。安心してください(履いてますよ?)

 

 

 

私はどちらの人間にも平等に接しますし、どちらの人間もサンプルとして貴重なので記録と記憶に残させていただきます。そして今後の塾生のために活かさせてもらいます。

どちらの人間になりたいかは、あなたたち次第です。

 

 

以上、年始から性格の悪いブログでしたとさ。